kintoneの一覧の並び替えは、条件を1つずつ追加する形で最大5つまで複数指定でき、各条件で昇順・降順を選べます(2026年10月時点)。ただし並び替えに使えるフィールドの種類には決まりがあり、関連レコード一覧とテーブルは並び替えができません(2026年10月時点)。一覧画面の列見出しをクリックするだけで切り替わる操作についての説明は、2026年10月時点の公式ヘルプには見当たりません。
一覧の並び替えは、条件を追加していく形で複数指定できる
公式ヘルプには、一覧の並び替え条件について「表示順は、5つまで指定できます」と説明されています。条件を追加するたびにフィールドを選び、昇順・降順を個別に決められるため、1段目を日付、2段目を担当者にするといった2段階以上の並び替えが標準のまま作れます。「日付順のあとに担当者順」のような並び替えは、この範囲に収まります。
並び替えに使えるフィールドの種類には決まりがある
どのフィールドでも並び替えの条件に使えるわけではありません。公式ヘルプの「ソートで選択できるフィールド・項目を知りたい」には、レコード番号・作成者・更新者・作成日時・更新日時・文字列(1行)・数値・計算・ラジオボタン・ドロップダウン・日付・時刻・日時・リンク・ルックアップ・プロセス管理のステータスが挙げられ、関連レコード一覧フィールドとテーブルにしたフィールドは並び替えができないと明記されています。文字列(複数行)・チェックボックス・複数選択・添付ファイルは、この一覧に含まれていません(2026年10月時点)。もう一つ見落としやすいのが、作成者・更新者を条件にした場合の並び順です。氏名の五十音順ではなく、ユーザーを追加したタイミングで割り振られるユーザーIDの昇順・降順になると公式ヘルプに書かれています。
列見出しを押す操作ではなく、設定画面を開いて条件を指定する操作
一覧画面上で列見出しを押すだけで並び替えが切り替わる、という操作は標準には見当たりません。公式ヘルプには、並び替えの設定は「レコード一覧画面、絞り込み画面、アプリ設定の一覧設定画面、ルックアップ設定、および関連レコード一覧設定で行えます」とあり、一覧画面からも変更できますが、これは設定の入り口を開いて条件を指定する操作です。列見出しをクリックして並び順を切り替える操作の説明は、2026年10月時点の公式ヘルプには見当たりません。条件を追加していく設定画面のほうは5条件まで対応しているため、優先順位を細かく作り込みたい場合はこちらで足ります。
複数条件の並び替えが意図通りかを、設定後に見分ける手順
複数条件の並び替えを設定したら、保存前に意図通りか見分けておくと手戻りがありません。
- 並び替えの条件を1段目(例: 日付)、2段目(例: 担当者)の順で追加する
- 一覧を開き、1段目の値が同じレコードの中で2段目の順になっているかを確認する
- 各条件の昇順・降順が意図と逆になっていないかを見る
- 問題なければ設定を保存する
条件を1段追加するごとに確認すれば、5条件まで積み上げても取り違えに気づきやすくなります。


