PlugBits
PlugBits kintone向けプラグイン&ブラウザ拡張機能
kintone の一覧・入力・設定

kintoneにExcelファイルを取り込めない。公式ヘルプの条件を確認する

kintoneはExcelファイルを取り込んでアプリを作る機能を持っていますが、読み込めるのは「Excel 2007以降の.xlsxファイル」で、公式ヘルプが示す条件を満たしている場合だけです。対応しない形式やパスワード付きのファイル、サイズ・行数・列数が上限を超えたファイルを選ぶと、その場で止まりエラーが表示されます。原因は上限の数字だけでなく、シートの数や結合セル、数式、セルの書式といったExcelならではの条件にもあります。

対応形式は「Excel 2007以降の.xlsx」。古い形式とパスワード保護は読み込めない

公式ヘルプは、Excelファイルからアプリを作成する機能の対応形式を「Excel 2007以降のファイル形式(.xlsx)」と案内しています。Excel 2003形式のExcelブックファイル(.xls)は読み込めません(2026年10月時点)。ファイルにパスワードが掛かっている場合も、解除してから選び直す必要があると案内されています。拡張子が.xlsxであっても、内容が.xlsxとして認識できない状態や、パスワード保護が残った状態では先に進みません。古いバックアップや、他のソフトで作って拡張子だけ変えたファイルで起きやすい止まり方です。

シートは1枚だけ・結合セルと数式は、そのままの形では読み込まれない

公式ヘルプによると、複数シートのファイルでも読み込めるシートは1枚だけに指定する仕組みで、2枚目以降のデータは同じ操作では取り込めません(2026年10月時点)。読み込む範囲の1行目に結合セルや空白セルがあると、生成されるフィールド名が変わるとも案内されています。セルに数式が入っている場合は数式自体ではなく計算結果の値だけが読み込まれ、セルの表示形式や条件付き書式もアプリには引き継がれません(2026年10月時点)。見た目を整えた集計表をそのまま持ち込むと、ここで想定と違う結果になります。入力だけのシンプルな表なら、この条件には当たりません。

失敗したときは、画面にどう表示されるか

公式ヘルプには、形式が合わないときの表示として「アップロードされたファイルの内容が.xlsxとして認識できませんでした。ファイルの内容を確認してください。」が挙がっていて、同じ項目で、パスワードで保護されたファイルは解除して保存し直してからアップロードするよう案内されています。ファイルサイズが上限を超えたときは、別の項目の「「(ファイル名)」のファイルサイズが制限を超えています。」という表示になります。どちらの表示かを見れば、形式・パスワードの問題か上限の問題かを区別できます。

アプリを作る前に、自分のExcelファイルがどの条件に当たるかを確かめる

読み込む前に自分のファイルを開き、拡張子が.xlsxか、開くときにパスワードを求められないか、シートが2枚以上ある場合はどれを読み込むか決めているか、1行目に結合セルや空白セルが残っていないか、読み込みたい列に数式や特殊な書式が使われていないかを見ておくと、作り直す手間が減ります。そのうえでサイズ1MB・行数1,000行・列数500列の上限に収まっているかを確かめれば、止まりそうな箇所をおおむね洗い出せます。

PlugBits — kintone のプラグインと拡張を作っています。